城南動物病院スタッフブログ
咬まれるとこわ〜い寄生虫の話
// 2019年06月10日
みなさんこんにちは!
気温があがってきた今日このごろみなさまいかがお過ごしでしょうか。
初夏の気持ちいい季節ですが、あたたかくなってくると、ノミやマダニも活動が活発になります!
先日ワクチンで来院されたわんちゃん。よく身体をみてみると…
マダニが寄生していました∑(゚Д゚)
マダニは成虫が多い春と若ダニや幼ダニが多く発生する秋の年2回のピークがあります。
そのため、定期的な駆除が必要になってきます!
マダニはかゆみだけでなく、わんちゃんに重篤な貧血をもたらすバベシア症の原因にもなります。
また、最近では、人にも感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)もマダニがウイルスを媒介する恐ろしい感染症です。
また、ノミは気温が13℃以上で活発化します!
ノミが寄生すると、ノミアレルギー性の皮膚炎により、激しいかゆみがでたり、瓜実条虫の媒介の原因になってしまいます。
目に見えるノミは実はたったの5パーセント。のこり95パーセントは卵や、幼虫、さなぎの状態で隠れています。
これらの成虫ではないノミを根絶するには、定期的な駆除をしていくことが必要です。
最近は、フィラリアと一緒にノミマダニが予防できるオールインワンタイプのお薬や、首元に垂らすだけのスポットタイプのお薬など、その子の特徴に合わせたお薬が選べます!
ぜひ当院のスタッフにご相談ください(^_^)
予防できる病気はしっかり予防して、かわいい家族を守りましょう!
てんちゃんはスポットタイプのお薬でノミマダニを予防しています♪
http://www.jonan-ah.com