城南動物病院スタッフブログ
犬と猫のアジサイ中毒
// 2019年07月14日
こんにちは!
動物看護師の松本です!
じめじめムシムシと嫌な気候が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか(>_<)
そんな気分を吹き飛ばす素敵な頂きものをしました。
珍しい形の紫陽花で色も綺麗で癒されました✨
なのですが、綺麗な花には毒があるとでもいいましょうか…
なんと紫陽花でも動物たちは中毒をおこしてしまうのです‼️
紫陽花は茎と葉に青酸配糖体が含まれていますので、注意が必要です。
ネギ類やチョコレート、ユリ科はご存知の方も多いと思いますが、他にもキシリトールや、ぶどう(特にレーズン)最近メジャーなアボカドも中毒症状を起こします。
先日ねこちゃんが嘔吐下痢で来院しました。胃腸炎の治療を数日行って症状はよくなった、との連絡をもらいました。が、そのまたすぐ数日後同じ症状で来院されました。そこで初めて紫陽花をかじった跡がある、とのお話を聞きました💦
今回も症状はそんなにひどくはなかったので対症療法をして、元気になってくれました!
紫陽花は違う場所に移してもらいました。
わんちゃんもねこちゃんも、個体差があり皆が皆症状がでるわけではありませんが、嘔吐下痢の他にひどくなれば痙攣も起こす可能性もあります。
病院の看板犬のてんちゃんも、外のドックランのお花たちをほじくりかえして怒られました。
こうゆうこは要注意です‼️
飼い主さんが注意しつつ、お花にも癒されて下さいね🌸
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