出産ブーム
こんにちは(^^♪
クリスマスも終わり、今年も残すところあと4日となりました。
そんな中、城南動物病院では出産ラッシュをむかえています!!
犬のお産は安産が多いのですが、時折 短頭種や高齢出産などでは難産もありえます。犬の妊娠期間は63日前後で、当院では交配後三週間以上で超音波検査を行い、妊娠しているかどうかをチェックしています。その後妊娠45日以上でレントゲン検査を行い骨盤の大きさや、胎仔頭数などをチェックします。出産予定日の一週間前から朝夕体温を測ってもらいます。体温がおよそ1度程下がってきたら24時間以内に出産が始まる兆候です。
その時点で難産が予想される場合は連絡を密にし、帝王切開の準備をあらかじめ行っておきます。
今日は12月に帝王切開で産まれた仔犬たちを紹介したいと思います。
まずはボストンテリアの3姉妹さんです!母犬の体温が下がった後も陣痛がおきず、帝王切開での出産になりましたが、無事全員元気に産まれてきてくれました。
お母さん犬は 二回目の出産になりますが(一度目も帝王切開でした!)どや顔です。
この仔達はヨークシャテリアの兄弟です♪出産前のレントゲン検査で骨盤が狭く、難産が予想されていた子です。
出産予定日を3日過ぎても陣痛がおこらず胎児心音が低下してきたため、帝王切開にふみきりました。
そしてゴールデンレトリバーの仔犬達です。通常はゴールデンは安産がほとんどですが、この子は高齢出産のためでしょうか、朝の5時から緑色の悪露が陰部から出てきてそれでも陣痛が起こらず、朝から緊急手術になりました。
9頭全員元気に産まれてきてくれました!
大型犬は出産等数が多いので、帝王切開時は病院スタッフも飼い主さんも産まれた赤ちゃんのお世話で大忙しでした(^^♪
みんな元気に育ってくれるといいですね♪
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